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カーペットコースの紹介

繊維素材を知る!

  • カーペットは繊維製品です。天然繊維から化学繊維まで様々な繊維が使用されています。クリーニングするに当たり、それらの繊維の特徴を知ることは最も重要なことです。
    コースでは最新繊維情報も含めカーペットに使用される繊維の知識、クリーニングでの注意すべきこと、現場での繊維の鑑別手法などプロクリーナーとしての基礎を学びます。

カーペットの構造・特性~施工

  • カーペットは織り、刺繍、接着、圧縮など様々な製造方法があります。一般的にウイルトン、タフテッド、タイルカーペットなどがあげられますがそれらの違いは・・・。
    又、カーペットの特性とは・・・色の問題、縮みや伸び、パイルの形状、可視性ソイルの問題。そして現場での施工方法も学びます。

カーペットの汚れと洗浄理論

  • カーペットという床材の最も大きな特徴は多量の繊維によってもたらされた表面積の大きさ(ハードフロアの約100倍近い)と、繊維と繊維のすき間にある空気層の大きさ(カーペットのパイル部分では実に全体の体積の9/10が空気層であり、繊維が占める体積は全体の1/10でしかない。)をあげることが出来ます。すなわち「カーペットは汚れを隠す床材」といわれるように、その繊維の容積と同じ位の容積の汚れを私たちの目に触れることなく隠し込んでしまいます。
    そうしたハードフロアとは全く異質のカーペット独特の汚れを効果的に除去するための洗浄理論やケミカルの知識、pHの知識、クリーニングの化学を学びます。

クリーニング方法と手順

  • クリーニングの手順は過去40年間に大きな進歩を遂げたが、クリーニングの基本はまったく変化していない。その機材と洗剤は継続的に向上して今後も同様に続いていくでしょう。IICRC S100 「クリーニング基準ガイド」によると、カーペットクリーニングの基本はドライソイルの除去・汚れの懸濁・エクストラクション・グルーミングと乾燥です。 そのスタンダードに則った作業手順や正しい機器の操作方法を学びます。
    現在様々なクリーニング方法が紹介されていますが、ドライクリーニングシステムとウエットクリーニングシステムの違いやそれらの本来の目的とは・・・
    機器やシステムに迷わされることなく、プロとしての技術を身につけましょう!